B'z@JAPAN COUNTDOWN

インタビュー内容は二人の昨年の活動内容から今回のアルバム制作に関して、というわかりやすいもの。
アルバム制作の話題になった途端、まちもと、自分から
「コンセプトないのがコンセプト」
って少々うんざり気味の疲れた笑顔で言い逃げ。
ここ一連のプロモーションでさんざん聞かれて、さんざん同じ事言って来たんだからもう勘弁、どうせ聞かれるなら自分から言ってしまえぃという投げやりさがたまらない、しかもそんな困ったように笑いながら。

別にコンセプトなんてなきゃいけないもんじゃないと思うけどね。
当初からコレコレコウイウノがやりたくて作りました!っていう場合はそのコレコレがコンセプトになるだけで。
ないならないなりに、でも創る事が生業だから生み出してしまうんだから。
アルバム通してのソレがなくても、創っている時には、何かしら考えて理想系に近付けたりとかあの音楽がステキだったからああいう雰囲気にしてみようとか考えているはずなんだから。

そもそもトータル的なコンセプトが必要か必要じゃないかっていうのは創り手の制作時の問題で、実は聴く側には大した問題じゃないと思う。
がっちりコンセプトの据えてある作品だって、そうでないモノだって、どう聴いて楽しむかは聴いてるワタシの問題で。
要はコンセプトも聴き所もないアルバムだとしても、今日、今、この暖かい昼下がりにPCのキーボードひっぱたきながら聴いている「Brighter Day」はステキだと思う、ソレでいいじゃないかと。

なんて書いてたら、専門の時に音楽雑誌創るってんでコンセプト決めるのに2ヶ月くらいかかってた事を思い出した。
毎週、5時間近く会議して。
そこでわかったのは、無理矢理決める必要のないモノで、加えて、納得してなきゃ面白いものが創れないってことですた。