花魁淵

1.jpgワタスと相方が探偵ファイルで地味に楽しみにしてるのが、「怪奇探偵」のコーナー。
ここ最近、関東周辺のスポットが取り上げられる事が多く、その度にソコにドライブがてら行ってみちゃうという無謀すぎるイヴェントが休日になると開催されるのです。
(毎度、言い出しっぺは命知らずの相方、懲りない。)

先日も、とある記事が掲載されて、
「こりゃ行ってみるべぇか」
と、本日行って来たのであります。

場所は、青梅街道をひたすら山梨方面へ。
延々多摩川沿いに車を走らせ、奥多摩湖(写真)のさらに上流。
二人共正確な場所がわからず、一旦、慰霊碑らしきモノがあるトコロを通り過ぎたものの、いつまでもたってもそれらしき場所にたどり着かず、結局ソコまで引き返し……。
車内からその慰霊碑らしきモノを見ると、”南無妙法蓮華経〜”と書いてあるのが読める。
〜の部分は、心ない人が赤いスプレーかなんかで塗りつぶしていて読めない。(探偵ファイルの写真ではまだ塗りつぶされてない)
傍には地図付きの看板が立っていて、現在地が花魁淵であると明記してあるじゃないですか。

慰霊碑の字を読んだ時から本能的にヤヴァイと感じていて、念の為、お守りを持って車外へ。
ワタシより先に淵を覗きに行った相方が青ざめて車内に逃げ込む(とても三十路と思えない素早さ)のを尻目に、「淵」のほうへ。
川沿いは崖になっていて、その下を激しい滝のように高所から下へと水が流れ落ちている。
時刻は17時過ぎ頃だったか、夜の闇が迫って来ているのと、曇っているのとで、やたら肌寒く感じて余計に薄気味悪い。
崖下を覗くと、生い茂る木々の合間に、激しく水が落ちていくのが見える。
崖から先、川を覗けるように人工的にコンクリで道が10メートル程作られていて。
ソコに行けばもっと中(下)が見えるのがわかっていて、物凄く行ってみたかったのですが。

”ここから先は真面目にヤバイ”

と感じ、引き返すと、車の中、CD止めてガクプルしてる相方。
ワタシが車に乗り込むと、
「時間帯本当にヤバイ、3人いた」
とかなんとか言って、逃げるように来た道を引き返しました。
そこから30分程車を走らせた路肩(まだ全然山の中)停車すると、ぐったりと倒れ込んでしまう相方、相当重症。
ついにはワタシに
「車運転して」
とか言い出して、オマイが言い出しっぺのくせして無免のワタシに運転しろとは何事かとひっぱたいてやろうかと思いましたが、本当に苦しんでるのでやめました。

後々に聞くと、アソコは本当にヤバかったそうで。
コレ以上行ったら憑かれる!とワタシを置き去りに逃げ出したそう。
車内に逃げ込んだら、それまで何もなかったCDがいきなり音飛びしだして、ビビって止めたんだとか。
仮にワタシがその先に足を踏み出していたら、命がけで助けに行ってた、だそう(藁
なんせ、ソコから先は”(霊に)廻される”級にヤヴァかったそうで。(下品だなぁ)
呼吸困難になるわ頭痛は酷いわ気持ち悪いわと散々で、前をとろとろ走ってる車を散々煽りながら車を走らせたんだそうです。

普段の例から考えると、彼がそんなにダメージ受けてるってことは、ワタシも少なからず何か支障あるハズなんですが、今回はお守りが効いた?としか思えず…。
多少の頭痛と随所の筋の痛みくらいしかありませんでした  (´ー`)y━~~<<教訓>>
お守り必須。