本が読めない

お昼に、お弁当を注文しわすれたこともあって、外に行こうという気になった。
今日、相方は会社の合宿で河口湖に行っている。
久々に一人ぼっちな気分。

なんとなく本屋さんへ行きたくて、円山町のホテル街を文化村のほうへ抜けて渋谷のブックファーストへ。
1階の売れ筋(平積み系)⇒文庫本⇒歴史関係の本⇒高校の歴史参考書⇒歴史関係の本⇒哲学関係の本とうろうろしながら、結局何も買わずに帰ってきた。
数ヶ月前にも全く同じことをした。

ちいさい頃は本を読むのが大好きで、片っ端から読み漁っていた。
転機は小学校5,6年。
当時の担任が本の妖怪で「本を読むコ=えらいコ」という禿しくズレたものさしで生徒をはかっていた。
生徒に強制的に読書をさせるという妖怪のオナニーにオイラは愛想がつきて、それからすっかり読書をしなくなった。
中学校になり、部活と勉強に忙しくなってからというもの、余計に本はオイラの生活から遠ざかり、高校にもなると全く本を読まないコができあがっていた。

文庫本の紙のにおいが大好きだし、新しい本のページを1枚1枚めくる瞬間も好き。
けど、読みたい本がない。
もしかしたら本そのものへの興味がないだけかもしれない。

何度本屋に行ってもなんとなく買えずに帰ってきてしまう。
3,000円以上する本買うならむしろCD買うよって気になる。
はっきりしているのは、オイラの経済状況は本買ってるほど余裕もなく、読書の優先順位がこれまた低いということ。

でも漠然と読みたいと思うんだ、でも読めない。