復活

というわけで、本日、2週間ぶりに職場に復帰しました。
事前に大々的にアナウンスしておりませんでしたので、驚かれた方も多かったようで。

では、この場を借りて。
この度、主にうちの事業本部を中心にたくさんの皆様にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳なく思っております。
また、本当にたくさんの方々にご心配いただきました。
メールやお手紙、メッセ、ブログのコメント等での励ましをくださった方々、心から感謝しております。

ありがとうございました。

本日は病み上がり初日というコトで、皆様のお気遣いに甘えて仕事を早めに終えて。
Wと上司と一緒にアウトバックに行って参りました。
特に同じ事業本部の方には気を使っていただいて頭が下がります。
今ここにいる運命と、縁に感謝です。
(運命論者ですが何か?)

とりあえず、闘病中はどんなんだったかを追記のほうに記しておきます。
興味のある方は暇つぶしにどうぞ、面白くないですけど…。

0810(火) PM16:XX
 なんだか腰痛。オカシイなと思っているうちに発熱で早退。
 帰って薬飲んで寝る。

0811(水) AM5:XX
 高熱と過呼吸で目覚めて某病院へ。
 夏風邪と診断され、解熱剤を処方され帰宅、会社休む。
 解熱剤が効いているうちは落ち着いているものの、切れると高熱に悶えるの繰り返し。

0812(木) AM11:XX
 症状が改善しない為、相方ママと再度F病院へ。
 再度丁寧に夏風邪と説き伏せられ、薬もらって帰宅。

 PM17:30〜
 高熱、過呼吸に喘ぐこと2時間。

 PM20:00頃
 見かねた相方ママ、遂に救急車を呼ぶ。
 救急車の救命士(?)のオジサンに、
「2度診てもらってるんじゃ結果は同じだろう」
 と渋られつつ運ばれる。
 朦朧とした意識の中で「コノヤロウ」と思う。
 病院に着いた途端に盛大に吐いてやる。
 「(ゲロを)おいしいと思っちゃダメ!もっと吐くわよ」
 みたいな(多分)看護婦さんの阻止を無視、吐けるだけ吐く。(リベンジ)
 そして熱を計ると40.6度 '`,、('∀`) '`。
 救命士のオッサンもそこでようやっとコトの重大さに気づいたらしく、今更に
 「こりゃ凄い」
 とか言いながら冷えてるヤツをワタシの首筋やら脇やらに当て始める。
 危機感なさすぎ。医療機関に対する不信感めでたく+1。
 (救急車は消防庁の管轄だけど…)
 1時間程放置で待たされてやっと診察、今度は親身なドクターでよかった。
 幾つか検査をし、腎盂腎炎(=腎盂炎)と診断されました。
 腎臓にバイキンが入って炎症を起こしているのだと。高熱もそのせいだとか。
 (夏風邪って誰がおっしゃったっけかなァ…。)
 有無を言わさず即入院でした。
(仕事の事を考えて、なんとか薬で済ませれませんかと粘ったのですが…)

 PM23:XX
 入院。内科の病棟に空きがなく、循環器科の病棟に臨時にスペースをいただく。

0813(金) 入院初日 CRP定量17.5(血液中のバイキン数値、平常は0.4位)
 午前中、相方パパママ、軍曹が来る。 
 熱が上がる、AM11:00頃、嘔吐を境に熱が下がり始める。
PM14:00過ぎ、内科病棟にお引っ越し。
 ワタシの母校の小学校は、ワタシの入学と期を同じくして創立100周年を迎えた趣ある学校でしたが、ソレと同じ位この病棟もボロ…否、年季を感じさせてちょっとひく。
 この日は1日熱でまともに動けず、Mステ(のTMGだけ)見て早々に寝る。
★腎臓の病気の為、解熱剤、鎮痛剤のような薬は一切使わせてもらえず、熱が出たら出っぱなしという辛い状況が続く。
 点滴は一般的な栄養分のやつと、バイキン退治の抗生剤の2種類をひたすら投与。
 バイキンをどんどん体外に出さねばならず、ひたすら水分の摂取を命じられる。
 よって、「トイレすっごい近い」状況に。。。

0814(土) CRP定量17.8
 午前中、夕方に相方が来る。
 熱は38度以上をキープしているが、バカみたいに上がって悶え苦しむ事はなくなる。
 でもすっかり衰弱して関節痛いし頭痛もみっちり…と辛い事このうえなし。
 消灯後、相方が適当に何冊か買って来た文庫本の中から村上龍をチョイス、読破。
 さて寝るかと思うと寝付けない。
 こうして一人の静かな時間ができると、色々なコトを考えてしまうもので。
 ただでさえこんな状況では気も弱くなっていて。
 メソメソ泣き出したら止まらなくて、ER通って外に出て電話してタバコ吸ってまた泣いて、病室戻って泣いて。
 泣きつかれてやっと眠りについたのはPM27:00位だった…と思う。

0815(日)
 朝、隣の方に起こされる。すっかり瞼が腫れていてみっともないけど、久しぶりに食欲を感じたので、もうイジイジするのはやめる。
 熱は37度台をキープ。
 午前と夜、相方が来る。遂にシスアドの参考書がもたらされる……。

0816(月) CRP定量8.5
 遂に熱が36度台に ヤタ━━(゜∀゜)━━!
 早速、看護婦さんにワガママ言ってお風呂に入らせてもらう<念願。
 シスアドと読書(次はP・コーンウェルの検死官シリーズ)の繰り返し。

0817(火)
 食欲が出ておいしくない病院食を細々と食べられるようになる。
 読書は病院内の図書室(後に発見)から村上龍宮部みゆきを好んでチョイスして読破読破。

  0818(水)CRP定量3.6
 体調はすっかり元通りに。
 退院したくてうずうず、脱走を考える。
 主治医と看護婦さんに「退院させて」とひたすらごねる。
 病棟はお年を召した方だらけ、一言二言目には唯一の楽しみであるご飯の話になるのでうんざり。(笑顔でスルーしましたが…)
 しかも糖尿や腎炎を煩ってる方が非常に多く、食事制限されているのが殆ど。
 通常食のワタシは羨望の眼差しを浴び、食べれたモンではありません。
 精神衛生上、このうえなくヨロシクナイ環境でした。

この後、体調は順調に回復し、日曜日に無事、退院に至りました。
ちなみに、本日通院しましたところ、CRP定量は見事に平常の0.4に。
しかしまだ油断は禁物。当分のところ経過を見つつ…といった感じです。
もうコリゴリ… ┐(´Д`)┌